日本産科婦人科学会が発表した最新のデータで、2023年に体外受精で生まれた子どもは8万5千人を超え、過去最多となったことがわかりました。これは2023年に生まれた子どもの8人に1人にあたる数字です。身近になってきた体外受精、治療をするうえで欠かせない排卵誘発(卵巣刺激)、なかでも「高刺激法」について解説します。
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体外受精の排卵誘発について

体外受精では排卵誘発を行うことがほとんどで、卵巣刺激は、大きく分けて次の3つがあります。
高刺激
卵巣に直接作用するホルモン剤のhMG製剤やFSH製剤を7~ 10日連続注射する
低刺激
クロミッドやレトロゾールといった飲み薬に、ケースによっては少量の注射を追加する、高刺激に比べてマイルドな方法
自然周期(無刺激)
排卵誘発剤をまったく使わず、自分のホルモンのみで卵子を育てる
現在では高刺激を選択する人が多くなっています。なぜなら、薬で卵巣を刺激して複数の卵胞を育て、なるべく多くの卵子が採れれば、より多くの受精卵を得ることができ、妊娠の可能性が高まるからです。女性の体にとって負担となりがちな、排卵誘発や採卵の回数を減らすことにもつながります。
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