妊娠前から計画していた「結婚式」。できる?
実は私たち夫婦は、妊娠が分かる前から結婚式を計画していたのですが、予定していた日は妊娠22週に差しかかかる頃。医師に話したところ、「え?ご自身のですか?」と驚かれてしまいました(苦笑)。
結婚式の日が近づく頃、胎児は順調に成長し続けていたものの、大きさは正常範囲の最低値ギリギリ…。妊婦健診では相変わらず、切迫早産になりやすい人の症状である血流の悪さやお腹の張りを指摘され、「体を動かすことや頭を使って何か考えることはできるだけ避けるように」と言われました。
その理由は、運動や思考に使うエネルギーを抑えて赤ちゃんに少しでも多く栄養を届けられるようにするためだそう。結婚式ではできるだけ座って動かないという条件つきで、実施を認めてくれました。
無事に結婚式を終え、22週に行った妊婦健診で変わらない血流の悪さから「切迫早産」と診断されます。切迫早産は治るものではないため、早産のリスクや赤ちゃんの成長を第一に考え、仕事は休職し、自宅安静するよう告げられました。
安静の程度を医師に尋ねると、「トイレ以外は横になった状態で、動かないようにする」とのこと。こうして私の自宅安静生活が始まりました。
切迫流産で自宅安静。涙が止まらない
切迫早産と診断されてからは、毎週行われた妊婦健診。病院への送迎や家事は、夫や実家の家族に交代で助けてもらいました。

お腹の張りを和らげるために処方されたのが、リトドリンという張り止めの薬です。この薬は私にはかなりの副反応があり、腕や指先までけいれんしたり、寝ているだけでも動機が激しくなったりといった症状がありました。
毎回の健診で言われたのは「胎児の成長が止まらないよう、しっかり安静を続ける」とのこと。医師のアドバイスを信じてトイレやお風呂以外は動かず、早産の予防のため横になって安静生活を送りました。
働きたいのに働けないことや行動が制限されるという精神的打撃、ホルモンバランスの変化も影響してか、社会から閉ざされた気持ちになり、「どうして私がこんなに大変な目に合わなきゃいけないの!」と家で一人涙したことも。
楽しい妊娠生活を思い描いていただけにショックが大きく、買い物や旅行に出かけたりできる健康な妊婦さんを疎ましく思うことも多かったです。
安静の甲斐もあってか入院には至らなかったものの、胎児の大きさは正常範囲内で最低値のまま。血流が悪い状態に加え不整脈の症状も出てきたため、何かあったらすぐ対応できるようにとNICU(新生児集中治療室)のある総合病院を紹介され、転院することになりました。
その後も週に1度のペースで妊婦健診を行い、赤ちゃんがマイペースながらも成長を続けていることが心の安定につながっていました。
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