さらに子宮に移した受精卵がうまく着床できない場合もあり、20代で卵子を数個凍結したからといって、将来の妊娠が保証されるわけではないのだ。
そして卵子凍結には複数回の通院が必要で、精神的・身体的な負担も決して軽くない。
残念ながらお財布への打撃もかなり大きい。 採卵の基本料金は病院によっても異なるが、通常30万円からで、卵子一つにつき保管料が毎年数万円かかり、決して安易な気持ちでは踏み出せない値段だ。
クリニックのHPに書いてある金額は、ホルモン補充の投薬代や診察代などが省かれた「採卵手術のみ」の場合もあるため、予算に関しては直接問い合わせて値段を確認するのが望ましい。

マンガ/駒井千紘
精神的・身体的・経済的にもハードルが高い“卵子凍結”
卵子凍結というものは、その高いハードルと妊娠成功率、自身への負担を加味すると、漠とした不安を持っている人を救済する「夢の技術」などではない。




