若いほうが妊娠しやすいのはなぜ?年齢が上がったらすぐに体外受精をすべき?「赤ちゃんが欲しい」という気持ちは同じでも、年齢によってとるべき妊活プランは異なります。世代別、妊娠までのベストルートのヒントをお届けします。
年齢が上がるほど、妊娠率は低下。治療の「最適解」を見きわめて

年齢を重ねるほどに、妊娠できる確率が下がっていくのは、質のよい卵子が減っていくからだと考えられます。
卵子は、胎児のときに一生分がつくられ、原始卵胞という未成熟な状態で卵巣の表面に蓄えられています。つまり、女性が年齢を重ねるごとに、原始卵胞も年をとっていくわけです。
老化した卵子は受精能力が低くなり、受精卵になったとしても、途中で成長が止まってしまうものや、染色体異常によって流産してしまうものがふえていきます。
特に30代半ばからは、妊娠率が急激に下がり始め、同時に流産率が上昇します。妊娠と年齢には大きな関係があることを理解することが、妊活プランを立てるうえでの大切な一歩といえるでしょう。
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30代前半の妊活プラン【早めに検査を】
人工授精をするかどうかは、フーナーテストの結果を参考に判断!
自己流タイミングで1年間妊活してきたなら、病院でのタイミング法は2〜3回が目安。その後、人工授精に進むか、体外受精に進むかは検査の結果から判断します。
フーナーテストがよくない場合は、人工授精が効果的なことも。人工授精に2〜3回トライします。
●フーナーテストとは?
排卵日前後に性交し、性交後3~5時間後に子宮頸管および子宮内に精子が入っているかを調べる検査。
→通院前に夫婦の営み!?未知の検査「フーナーテスト」受けてみた!
卵子の質が低下する前に妊娠できるよう、原因に合わせた治療を
30代前半はまだ卵子の質もよく、妊娠率も高い年代です。卵子と精子が出合うことができれば、高い確率で妊娠が期待できます。
検査によって卵子と精子が出合えていない原因を見定め、その原因に合わせた治療を。女性だけでなく、男性も検査を受けましょう。
30代前半の妊活、本当に「まだ大丈夫」!?

30代前半は「まだ大丈夫」の気持ちから足踏みしがち。時間をムダにしないよう早めに検査を!
妊娠できる確率はゆるやかに下がっていますが、まだ妊娠に適した年代。生理周期が安定している人は、20代と同じく、セルフでのタイミング法を行ってください。
ただ、すでに1年間、避妊せずに夫婦生活をもっていても妊娠していない場合は、卵子と精子の出合いに問題があるかもしれません。
まずは病院での検査を受けましょう。ホルモン値、超音波検査のほか、卵管に詰まりがないかを確認する子宮卵管通水検査、または子宮卵管造影検査などは必須!
AMH検査で、卵巣に残っている卵子の在庫数が何歳相当であるかを調べることもあります。また、同時に男性の精液検査も受け、精液の量や精子の数、運動率などをチェックします。
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検査の結果、原因が見つからなかった場合でも注意して
検査を受けて不妊の原因が見つからなかった場合、「問題はないから、自然妊娠できる」と安心する方がほとんどでしょう。
けれど、実は検査でわからないところに原因がある、と考えるべきなのです。
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