基礎知識, 不妊治療

いつかママ&パパになりたい!妊娠を考えているなら受けておきたい検査。まずチェックしておきたい3点のポイントとは?【専門医監修】

いつかママ&パパになりたい!妊娠を考えているなら受けておきたい検査。まずチェックしておきたい3点のポイントとは?【専門医監修】

妊活を始めても、「妊娠」という結果が出なければ「病院で検査を受けてみようかな」と考え始めますよね。治療のスタートに当たって、受けておくべき検査をまとめました。

【早見リスト】病院で最初に受ける検査

【女性】
□ 血液検査
□ 超音波検査
□ 卵管通過性検査
□ AMH検査
□ クラミジア検査
□ 風疹抗体検査

【男性】
□ 精液検査

妊娠したい!妊活スタート時点で受けておくべき検査は?

どのクリニックに通うにせよ、第1段階でチェックすべきは
【1】女性側では排卵があるか
【2】卵管が少なくとも片方は通っているか
【3】男性側では精子の数や状態に大きな問題はないか
の3点です。

そのために行う検査としては、血液検査(血中のホルモン値の計測)と、子宮や卵巣に異常はないか、また卵胞の成長ぐあいや排卵の有無を知るための超音波検査、卵管通過性検査、精液検査などです。

これらの検査をすべてきちんと行い、結果を踏まえて今後の治療方針を示してくれるクリニックなら、まずは安心といえるでしょう。

不妊治療に健康保険が適用されるようになりましたが、保険で受けられる検査の回数や内容は、どのクリニックでも一律となり、標準化されてくると考えられます。

関連リンク:保険適用で何が、どう変わるの?【専門ドクターに教わる妊活・不妊治療】

チェック①
精液検査は必ず受けておく

不妊治療の専門施設ではまずありませんが、一般の婦人科では、男性側の検査をせずに、女性だけの検査でタイミング指導をしたり、排卵誘発剤を処方するなどのケースがあります。

精液検査は治療の最初に必ず受けましょう。夫が病院に行かなくても検査は可能です。また、男性の精子の状態は、体調などによってかなり変動するので、何度か調べましょう。

チェック②
卵管の通過性は超音波検査でもわかる

従来、卵管が通っているかを調べる検査は子宮卵管造影検査がほとんどでしたが、最近では超音波機器の進歩もあり、X 線の被爆を避ける目的で、超音波による卵管通過性検査がふえつつあります。これまでの造影検査よりも患者さんの痛みや負担が少ないのも利点です。

チェック③
AMH検査も保険適用に

卵巣にある卵子の数と関連があるとされる血液中のAMH(抗ミュラー管ホルモン)の値を測るAMH検査。

これまでは自費でしたが、2022年4月からは、卵巣刺激で使う排卵誘発剤の量を決める目的であれば、6カ月に1 度、保険で受けられるようになりました。

AMH値が低い場合は、残っている卵子が少ないと考えられるので、赤ちゃんを望む場合は、早めに治療を進めたいもの。そのためにも、治療を開始する時点で受けておきたい検査です。

関連リンク:AMH検査について知りたい!何がわかるの?

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妊活スタート!治療の流れ

「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。

1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
>>病院検索はこちらから

●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。

3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

>>病院検索はこちらから

【理事長】 吉田 淳 木場公園クリニック

木場公園クリニック理事長。1986年愛媛大学医学部卒業。日本では数少ない女性と男性両方の不妊症の診察・治療ができる生殖(リプロダクション)専門医。1999年、木場公園クリニックをオープン。2019年には駐車場から一人目不妊治療と二人目不妊治療をセパレートした「つくば木場公園クリニック」を開設。

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