「最終的に不妊治療をやめる決断をしました」と語ってくださった、マンガ家の海原こうめさん。体外受精のため12度の採卵、それでもうまくいかず、やるせない日々。自分のおなかを叩いてしまったこともあったそうです。いま、振り返ってみて感じること、不妊治療中の方につたえたいこと、話してもらいました。
海原こうめさんの不妊治療ヒストリー
33歳 2歳下の夫と結婚
36歳 チョコレート嚢胞と子宮筋腫の手術を受け、タイミング法から不妊治療開始
38歳 体外受精にステップアップ
41歳 採卵12回、移植5回を行い、治療を終える
こうめさんが『赤ちゃんが欲しい』読者のリアルな不妊治療体験談を忠実にマンガ化した「妊活は忍活?!」より第4章「義母からのプレッシャーがハンパない 奈緒さん(32歳の場合)」をWEBで特別公開中!
妊活ブログを書くのがつらくなって…
私はもともと、妊活ブログを書いていました。治療が終わるたびに今回は何をしたとか、よかった・ダメだったとか。妊活中の方と情報交換や交流をする場として、最初は楽しくやっていたのですが、あまりにも妊娠できないので、だんだんその報告をするのがつらくなってしまいました。
でもこのままフェードアウトしてしまうのはさみしいし、どうにか続けられないかと考えたとき、「今のことを書くのがつらいなら、前のことを書いてみよう」と思いました。それで妊活を始めてからの2年間を、時系列でマンガに描きはじめました。
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「子どもができないのは俺のせいだから気にするな」
タイミング法を始めた当初、夫は「今日は疲れていて体調が悪い」とか、「飲み会で遅くなる」とか、いろんな理由をつけて避けようとしていました。こっちが勇気を出して精液検査を頼んだのに、「2カ月後でいいんじゃない?」とはぐらかされたことも。なかなか検査を受けてくれず、妊活に関して私とはかなり温度差がありましたね。
でもあまりもめたくないというか、険悪な雰囲気を避けたかったので、当時はすごく気をつかっていました。
でもあるとき、主治医から「男性側に問題があるかわからない状態で、これ以上女性に負担のかかる薬や注射はできません。女性の検査では異常がないので、パートナーの方も検査をすべきです。海原さんはもう30代後半であまり時間がないので、早く決断したほうがいいですね」と言われました。
夫に伝えると、医師にそこまで言われてさすがに観念したのか、ようやく検査を受けてくれました。





