次の日、3人の子どもたちを実家に預け、夫婦で産婦人科へ行きました。超音波検査をすると妊娠15週とのこと。思ったよりも赤ちゃんが大きく非常に驚きましたが、やはり中絶手術の方向で主治医と相談することにしました。
妊娠12週以降の中絶手術は、どうしても数日から1週間ほどの入院が必要です。両親にも「中絶手術」とは言いづらく、「盲腸の手術をすることになった」と嘘をついて子どもたち3人のことを頼みました。もちろん、ママ友にも言えず、このことを共有したのは夫だけでした。不安や申し訳ない気持ちを夫と共有できた分、少しだけ落ち着いていることができたのかもしれません。
いよいよ入院となりましたが、処置はすぐに行われません。処置前から、子宮口を開くために薬を投与しました。ふいに訪れた一人きりの時間、お腹の子に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。今までゆっくりとした時間が取れなかった分、一人部屋でおいおいと泣き続けました。「ごめんね…産んであげられなくてごめんね…本当は一緒に遊んだり笑ったりしたかったな…」と声をかけながら、子宮口が開くのを待ちました。
子宮口が開いたら、子宮を収縮させる薬で陣痛を起こします。今までの子どもたちの出産のときと同じような痛みが走り、数時間ほどでは処置は終了。赤ちゃんを直視することは難しく、手を合わせることしかできませんでした。退院するまで、夫は毎日お見舞いに来てくれ、その時間が唯一ホッとできる時だったように覚えています。自分で決めた中絶手術ですが、思った以上に精神的に負担が大きいと感じました。
さらに精神的にきつかったのは、退院後の手続きや火葬。




