【ドクターアドバイス】事前に調べて知識をもっていたことがプラスに
子宮卵管造影検査は、子宮にカテーテルで造影剤を注入し、子宮の形や卵管の通り具合、卵管の周りや骨盤内に癒着がないかなどをX線で確認する検査です。この検査は、月経終了後から排卵が始まる前までに行います。
菜摘さんの場合は、月経13日目に検査しました。卵管造影検査を行うと、造影剤によって卵管が細くなっている部分が広がるなどの理由から、検査後の数カ月は妊娠しやすくなるといわれています。菜摘さんは初診時にこの検査を行いました。費用は保険適用になります。
卵管が通っていないと痛みを感じることがあり、その程度によって重い月経痛のような痛みの場合もあれば、それほどでもない場合もあります。
当院では、検査前に鎮痛剤を使うことで、カテーテル挿入時の痛みを少なくしています。また、卵管造影にかかる時間をできるだけ短くするように工夫しており、検査時間は5分程度です。
最近では、菜摘さんのようにご自分で不妊治療について調べてから受診されるかたも少なくありません。正しい知識をもって主体的に考えて受診されたことが、妊娠に結びついたといえるでしょう。
また、不妊治療には専門的な用語がたくさんありますが、事前に予習されていると、すぐに理解していただけますし、具体的な質問を用意されていることも多く、コミュニケーションがスムーズにとれることも、治療をするうえでプラスになっていると思います。
※『赤ちゃんが欲しい 妊活スタートBOOK2023』の内容を再編集して掲載しています。
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