しかし、「悲しくないの?!」と詰め寄ったら、夫は何かがプチっと切れたかのように泣き出したんです。
ハッとさせられました。
いつも受け身で子どもがそんなにほしそうではなかった夫。ですが、本心は「子どもが大好き」「子どもがほしい」だったのです。過度に期待することで、妊活中の私を苦しめるのでは…?もし妊娠できなかったらすごく落ち込んでしまうのでは…?と気遣ってくれていたのかもしれません。
妊活をはじめたころにいわれた「子どものいない2人だけの生活でもいいよ」は、そういう配慮からくる言葉だったようです。流産したときも、私と一緒に泣いていてはいけないと、気丈に振る舞ってくれていたのです。夫を責めてしまったことを反省し、夫が急かさず待っていてくれることに感謝した瞬間でした。
人工授精にステップアップして妊娠
流産後、通っているクリニックで、「前回の検査から1年たっているから、もう1度卵管造影検査をしよう」ということに。卵管造影検査の後6ヶ月間は妊娠しやすいといわれているゴールデンタイム。直後のタイミングでの妊娠を期待しましたが、ダメでした。
「もうタイミング法だけじゃ嫌!人工授精にステップアップしたい!」と私は人工授精を希望していることを先生に伝えました。それに対して先生は、「やりたいならやりましょう。可能性を上げるために、排卵誘発もしましょう」と。
そこから、初めての排卵誘発剤の内服と筋肉注射をすることになります。検索魔になっていた私は、自分の内膜が6mmと少し薄めなこと、排卵誘発剤が内膜を薄くする可能性があることが気になっていました。
しかし、その内膜の薄さでも、このとき妊娠!そして心拍も確認することができたのです。
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妊娠中の今感じていること

妊活中は、「妊娠=ゴール」だった私。まず妊娠しないと始まらない、妊娠したあとのことまで考えられない、といった感じです。妊娠したら安心できるのかなと思っていたんですが、実際は全然そんなことはありません。
妊娠しても不安や悩みはつきない
赤ちゃんがちゃんと育つのか、心臓の動きは止まっていないか…。毎日不安はつきません。流産を経験していますし、9週や12週などいろいろな壁があることも知っています。だから今は、喜びよりも不安の方が大きいというのが正直な気持ちです。この先も不安が続くと考えたら、妊娠は全然ゴールではなかったんだなと思います。
職場のサポート受けながらの妊娠生活
今は夜のつわりがひどく、外が明るくなってからやっと眠れるということも。平日は仕事が午後からなのでまだいいのですが、土曜日は朝からの勤務。しかも保育士は、子どもを抱っこしたりおんぶしたりする力仕事が多い仕事です。そのため、体への負担を減らすために、仕事を辞めることも考えていました。
上司に相談したところ、「勤務を工夫して、長く働けるようにしていこう」と、私が働きやすいように配慮してくれたんです。人数に余裕があるときは保育から外れて、事務所で作業する時間にしてくれました。そして、朝からの勤務がネックだった土曜日も休みに。私は「すみません」ばかり言っていました。このときにかけてもらった言葉が、「すみませんってことじゃない!気にしなくていいんだよ、おめでたいことなんだから!」でした。やさしさが心に沁みて、泣きそうになりました。
これからお腹が大きくなっても安心して働けそうだなと思っています。まだ私の妊娠を知らないスタッフもいます。ですが、保育を外れたことや土曜日が休みになったことを、すんなりと受け入れてくれました。これからも周りの人たちのサポートに感謝しながら、無理のない範囲で精一杯仕事をして、出産までたどり着けるよう頑張りたいです。
仕事を妊活と両立するには、夫や職場の理解が必要
私の妊活と、仕事との両立についてご紹介しました。2年5ヶ月の妊活で心が折れそうになりながらも、夫や職場のサポートを受けて、今こうして妊娠することができました。周りのサポートがなければ、妊娠することは難しかったかもしれません。この体験談が、仕事と妊活の両立に悩まれている方の参考になることを願っています。
※この記事の内容は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。
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