もしお子さんが吐いてしまったとき、吐しゃ物が付いた衣類はどう処理していますか?ただ衣類を洗えばOK!…というわけにはいかないんです。
吐しゃ物には、ウイルスや菌が含まれている可能性があり、適切な処理をしないと、家族に感染してしまうことも。今回は、赤ちゃんの吐しゃ物がついた衣類を、安全に清潔に洗濯する方法をご紹介します。
下洗いをして、必ず家族とは別に洗う
感染症などが原因で子どもが吐いてしまった場合、吐しゃ物がついた衣類などにふれて、家族が感染するケースも多く見られます。
そのため、感染を防ぐためにも流水で下洗いしたあと、塩素系漂白剤につけて殺菌し、家族のものとは別に洗う必要があります。
塩素系漂白剤で除菌
衣料用の塩素系漂白剤は、洗濯物の黄ばみや黒ずみをとり、白くすることが目的ですが、除菌もできます。
ただし塩素系は、白物専用で、色柄ものには使えないので注意が必要です。
吐しゃ物がついた衣類の、正しい洗濯方法
ここからは吐しゃ物がついた衣類の洗濯方法について詳しく解説します。

1. まず流水で下洗い。ゴム手袋をつけて
お風呂場や洗面所などで、ゴム手袋をつけて流水で吐しゃ物を洗い流します。洗った場所も後で殺菌しておくことを忘れずに。

2. 消毒液につけおき
塩素系漂白剤を薄めた溶液にしばらくつけておきます。衣類用漂白剤のほか、哺乳びん用の消毒液も使用できます。

3. ほかの家族の衣類と別々に洗濯を
殺菌したら、ほかの家族の衣類とは分けて洗濯機へ。
監修/鈴木葉子先生 和洋女子大学保健センター長。学校医・産業医。東京女子医科大学附属東(現 足立)医療センター小児科准教授を経て、2018年から和洋女子大学家政学部健康栄養学科教授、22年から現職。小児科専門医、感染症専門医。
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取材・文/出村真理子 イラスト/さいとうあずみ




