アレルギー予防の鍵は「生まれてすぐ」のスキンケア
生まれたての赤ちゃんの肌は、「胎脂」という白いクリーム状の物質で覆われています。しかし、この胎脂は生後24時間ほどで自然と減少してしまうのです。
つまり生まれてすぐからスキンケアを始める必要があるということ。
赤ちゃんの肌を守るには、清潔を保ちつつ、しっかり保湿するスキンケアが効果的とされています。洗浄と保湿をきちんと行った赤ちゃんはアレルギー発症が少ないという研究結果もあります。
赤ちゃん時代のケアは、文字通り「一生ものの肌」の土台を築くと言っても過言ではありません。
トラブルのある肌と、正常な肌の違いについて

【トラブルのある肌とは】
乾燥によって角質層が乱れ、細胞のすき間からアレルゲンやウイルス、細菌などの異物が侵入しやすい状態。バリア機能が著しく低下しています。
【正常な肌とは】
皮膚表面の角質層が十分にうるおい、バリア機能が正常に働いている状態。気中のアレルゲンやウイルスなどの異物の侵入を防ぎ、肌内部からの水分蒸発も抑えられています。
いいこといっぱい!生まれてすぐのケアが重要なワケ
重要なワケ① アレルギー予防になる!
これまでアレルギーの原因は、「主に口から入るもの」とされていましたが、「皮膚からの侵入」もアレルギーを引き起こすことがわかってきました。
肌が乾燥していると、乱れた角層のすき間から空気中のホコリや食べ物のカス、花粉などの異物が侵入し、アトピー性皮膚炎やアレルギーなどの原因に。
しっかり保湿して、皮膚のバリア機能を高めることで、アレルギーを予防できます。

重要なワケ② 育児がラクになる!
肌トラブルは、赤ちゃんの機嫌を損ねる大きな要因です。カサカサしたり赤みが出たりすると、不快感からぐずりも増えがち。そうすると、ママやパパも疲れてしまいますよね。
きちんとスキンケアしてあげれば、赤ちゃんはぐっすり眠れるようになり、ゴキゲンに過ごせます。
肌に触れるスキンケアの時間は、親子の愛着形成を深める貴重な機会。肌と肌のふれあいは安心感を与え、精神的な安定にもつながります。スキンケアは、親子ともにメリットがある習慣です。
重要なワケ③ 10年後も肌ピカピカに!
赤ちゃん時代からの下積みが将来の肌質を左右します。1年間で1,000人以上の赤ちゃんを見てきましたが、湿疹がある子でもしっかり保湿ケアしてあげれば、翌日にはきれいになっていることがほとんど。
過去に出産したママと10年ぶりに再会したときに「スキンケアを続けていたおかげで、思春期になった今でも肌がピカピカです」と言われたことも。
赤ちゃん時代からスキンケアを続けることは、健康な肌の土台づくりになるんですね。




