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離乳食の基本となる「おかゆ」は、赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合によって、やわらかさが変化していきます。でも、難しく考えなくて大丈夫!初めてでも簡単にできる、おかゆ作りのコツを紹介します。
日本人の主食である「米」。離乳食では、米やごはんをやわらかく炊いた「10倍がゆ」からスタートし、食べる様子を見ながら、少しずつ水分量を減らしていきます。
「10倍がゆ」は、米1に対して10倍の水を加えて炊いたもの。7倍の水なら「7倍がゆ」、5倍の水なら「5倍がゆ」になります。
まずは「10倍がゆ」をマスターし、赤ちゃんのかむ力に合わせて水分量を変えて、好みのかたさのおかゆを作りましょう。
※ごはんから作るときは、すでに水分を含んでいるので、米から炊くときよりも水分を減らします。
※水加減は目安です。炊く量や火加減によっても変わるので、様子を見ながら水分量を調節してください。
おかゆの仕上がりは、炊く量や鍋の大きさにも左右されます。多めに作ったほうが失敗しにくいので、数日分をまとめて炊き、小分け冷凍するのがおすすめ。
大きい鍋は水分が蒸発しやすいため、直径16cm前後の厚手の鍋が適しています。また、米をしばらく水にひたしておくと、炊く時間を短縮できます。
小さめの鍋に米大さじ1と水150mlを入れ、強火にかける。ごはんから作る場合は、ごはん大さじ1と水135mlに。米からより、ごはんからのほうが早くやわらかく炊けます。
煮立ったら弱火にしてふきこぼれないように菜箸をかませてふたをする。米は1時間、ごはんは30分炊く。火を止めて、ふたをしたまま冷めるまでおいて蒸らす。
ゴックン期のスタートの頃は、すりつぶすか裏ごししてなめらかにします。
【裏ごしする場合】
おかゆをこし網にのせ、スプーンの背で押して裏ごしする。網の裏側についたおかゆも、こそげとって。
【すりつぶす場合】おかゆをすり鉢に入れ、すりこ木で米粒がなくなるまで丁寧につぶす。仕上げに、小さな泡立て器でシャカシャカと混ぜると、水分とごはんが一体化してとろみがつきます。
鍋で米から丁寧に炊くと、米本来の甘みが引き出されて美味!でも、忙しいときは炊飯器やハンドミキサーを利用しても十分おいしく作れます。
10倍がゆなら、米1/4カップ(50ml)と水500mlを炊飯器の内釜に入れ「おかゆモード」で炊くだけ。鍋炊きと違い、火加減の調節がいらないのでラク。
耐熱容器に赤ちゃん用の米と水を入れ、大人用に水加減した炊飯器の中央において炊きます。大人ごはんと同時に赤ちゃん用のおかゆが完成!
※踊り炊きやかくはん機能が付いた炊飯器では作れません。
炊飯器で炊いたおかゆを、ハンドミキサーで一気にトロトロに!まとめて炊いて小分け冷凍すると便利です。※ポッテリしすぎた場合は、初期は食べにくいので、湯でトロトロになるまで伸ばして。
カミカミ期後半(11ヶ月頃)からは、軟飯が食べられるように。食べる量も増えてくるので、一度にたくさん作っておいた方がラク。電子レンジを使えば、簡単に作ることができます。
耐熱容器にごはん100gと水150~200mlを入れて混ぜる。ふきこぼれるのでラップはかけずに、電子レンジで3分加熱する。
①にラップをかけ、しばらくおく。蒸らしながら冷ます間に、ごはんがさらに水を吸ってふっくらした仕上がりに。
やわらかすぎて「のり巻き」にできない軟飯は、のりでサンドしてキッチンばさみで切るテクがイチオシ!手づかみ食べにもおすすめです。
記事を読む⇒⇒⇒離乳食初期(5~6ヶ月頃・ゴックン期)の進め方と簡単レシピ17!固さ・量・回数の目安も【専門家監修】
『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです