水子供養で、だんだん気持ちがラクになっていき
流産の原因がわかったものの、毎日悲しくて、思い出すたびに泣きくずれていました。このころは妊婦さんや赤ちゃんを見るのもつくて、なんで私だけがこんな目にあうんだろうと悲観していました。
でもあるとき夫が「まみちゃんが落ち込んでいるから言えなかったけど…」と彼自身のつらさを伝えてくれて、ハッとしました。私だけがつらいと思いこんでいたけれど、夫もつらい思いをしていたんだ! このままマイナスな気持ちのままでいてもよくないと思い始めました。
そこでひとつの区切りとして、西新井大師に水子供養に行きました。前の子のときも行ったのですが、「きっと今ごろ2人でお空で遊んでいるね」と夫と話したり、住職のお話を聞いたりしているうちに、だんだん気持ちが切り替わって、前に進もうと思えるようになりました。
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夫の両親が旅行をプレゼントしてくれたのもこの頃です。私は元々ダイビングのインストラクターをしていたのですが、久しぶりにきれいな海に夫と潜って、本当に身も心もリフレッシュできました。

流産で落ち込んでいたら、夫の両親が旅行をプレゼントしてくれました。久しぶりにダイビングして、身も心もリフレッシュ!
ヘパリン注射+スクラッチ法で念願の妊娠!でも…
39歳になり、再び不妊クリニックに通い始めました。できれば30代で産みたかったので、焦る気持ちもあり、前回凍結していた受精卵をすぐに戻したかったのですが、妊娠中に上がるhCGというホルモンの値がまだ高く、着床しにくいということで、数値が下がるのを待って移植に臨みました。
前回はSEET法でしたが、培養したときのSEET液がなくなってしまったので、他に何かできることはないか相談し、今回はスクラッチ法を試してみることになりました。これは移植前にわざと子宮内膜に小さな傷をつけることで、受精卵が着床しやすくなる治療で、着床障害や何度か良好胚を移植しても妊娠しない人は試す価値があるということでした。
痛かったという体験談をとあるInstagramで読んで少し心配でしたが、私は痛みも全くなく、すぐに終わりました。
このスクラッチ法がよかったのか、血栓予防のヘパリン注射がよかったのかわかりませんが、再びの妊娠判定をいただくことができました。
とはいえ過去2回の苦い経験があるので、手放しで喜べる心境ではなく、検診のたびに緊張して、生きた心地がしなかったです。hCGの値も前回は200くらいあったのに、今回は124で、また流産するのではないかと不安ばかりでした。クリニックでは一応100以上は合格とのことでしたが、SNS上で400以上の人もいたので…。
そこで、担当医に不安な気持ちを打ち明けたところ、赤ちゃんの様子を診察して、大丈夫ですよと言ってくれたのですが、前回もそう言われたことを思い出し、「本当に大丈夫ですか、信じていいんですか?」としつこく聞いてしまいました。すると先生は「僕を信じてください!」と力強くこたえてくれて。おかげさまで無事に安定期に入り、ようやくほっと胸をなでおろしました。
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