離乳食を始める時の注意点は?
母乳やミルク以外のものを口に入れる初めての離乳食。食材によっては、アレルギー症状を引き起こす可能性があるものや、塩分や油分など体に負担がかかるものもあるので、しっかりと注意点を確認しましょう。
消化吸収のよい、おかゆ1さじからスタート

離乳食デビューにぴったりな食材は、アレルギーの心配が少なく消化吸収のよい米がゆ(10倍がゆ)。これを、離乳食用スプーンの1さじから始めます。米がゆに慣れ、安定して食べるようになったら野菜を足しましょう。
また、野菜もスプーン1さじからスタート。形状は、液体に近いポタージュ状。皿に盛ってスプーンですべらせるとあとが残り、その後すっと消えるくらいのなめらかなゆるゆる状が目安です。
徐々にプレーンヨーグルトのような、なめらかでぽってりとした形状にしていきましょう。
赤ちゃんが飲み込める形に調理する
離乳食をスタートする生後5~6ヶ月頃の赤ちゃんは、まだ歯が生えそろっていない子がほとんど。上下の前歯がそろうのは、1歳頃です。離乳食では、赤ちゃんでも飲み込めるように、食材をやわらかく調理します。
おっぱいやミルクを飲むのが上手でも、食べ物を取り込む下や口の動きは、練習して少しずつ上達するもの。トロトロ状から始め、歯の生え方や口の動きの発達を見ながら、少しずつかたさを調節していきます。
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食材は必ず加熱して殺菌する

赤ちゃんは細菌に対する抵抗力がとても弱いので、赤ちゃんに食べさせるものは全て加熱すると安心。作りおきして時間が経ったおかずや、冷凍しておいた食材も、電子レンジで加熱しましょう。
「油なし」「味つけなし」からスタート

余分な塩分を体の外に捨てる役割をする腎臓の機能は、生後6ヶ月で大人の半分。多すぎる塩分は赤ちゃんの腎臓に負担をかけてしまうので、離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)の味つけはしません。
離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)で砂糖、塩、しょうゆ、みそなどをほんのひとつまみ以内にし、1歳を過ぎても大人の食事を2~3倍に薄めましょう。油脂は離乳食初期後半(生後6ヶ月頃)以降、バター(できれば無塩)、オリーブ油をごく少量から始めます。
赤ちゃんにはNGな食材に注意する

離乳食で使う食品は、赤ちゃんが食べやすい形に調理でき、塩分や脂肪が少ないものが基本です。赤ちゃんが処理できない菌を含む「はちみつ」、のどに詰まらせる危険のある「もち」、塩分が多くかみにくい「かまぼこ」などはNGです。
糖分・油脂が多いお菓子も、もちろんNG。また、「刺し身」や「生卵」など、生食はNGです。
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食物アレルギーに気をつける
アレルゲンになる可能性がある食品として、「卵」「乳製品」「小麦」「そば」「ピーナッツ(落花生)」「えび」「かに」の7品目は加工品などに表示が義務づけられています。
アレルギー症状は、下痢や嘔吐など消化器系の症状、じんましんなどの皮膚症状、ゼーゼーする呼吸器系の症状などがあり、複数が起こることも。重症の場合、アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。
しかし、自己判断で食物制限はしないことが大原則!自己判断による食物制限は、赤ちゃんの成長を妨げることになりかねません。ただし、アレルギー症状が出たり、その可能性がある場合は、早めに病院を受診しましょう。




