不妊治療

質のよい卵子の確保が重要!排卵誘発(卵巣刺激)と採卵について解説【体外受精まるわかり③】

体外受精まるわかり

採卵時の痛みの感じ方は人それぞれ。医師と相談を

採卵は、超音波でモニターしながら、専用の細い針を卵巣に刺して、卵胞液とともに卵子を吸引します。1つの卵胞の採取にかかるのはほんの数分で、左右の卵巣に多くの卵胞がある場合でも、10~20分程度で終了します。とはいえ、採卵は外科的な処置であり、数にかかわらず、痛みを強く感じる人もいます。

採卵時に麻酔をするかどうかは、クリニックの方針や卵胞の数、ご本人の希望などにより、さまざまです。採卵数が少ない場合など、麻酔をせずに、痛み止めの座薬や鎮痛剤の内服のみですませることもあります。

ァティリティクリニック東京

麻酔では、針を刺す部分にあらかじめ麻酔薬を注射する「局所麻酔」か、薬剤を静脈に点滴で注入し、眠っている状態になる「静脈麻酔」のどちらかが用いられます。静脈麻酔では痛みはまったく感じませんが、採卵後に頭痛やめまい、吐きけを感じることがあり、術後は1~2時間の安静が必要です。

まれに麻酔によるアレルギー反応が起こることも。ほかの方法より費用もかかりますが、それぞれのメリット、デメリットを知って、自分に合った方法を選びましょう。

この記事もチェック>>〈体外受精Q&A〉初めてでも安心!排卵誘発~採卵まで全部教えます【不妊治療専門医監修】

*『赤ちゃんが欲しい2026』の記事を再編集しています。

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【先生】 小田原 圭 ファティリティクリニック東京

ファティリティクリニック東京院長。1986年東京都生まれ。昭和大学医学部卒業後、昭和大学病院、聖マリアンナ医科大学生殖医療センターをへて、2024年から現職。日本専門医機構認定産婦人科医であり、生殖医療専門医、臨床遺伝専門医の資格をもつ。 https://fert-tokyo.jp/

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