体験談

夫側の原因で不妊治療スタート。まだ20代「すぐできるでしょ」そう思っていた私たち〈6年間の妊活ストーリー〉

妊活カップル

「娘に会うまでに2つのクリニックで5回の採卵と6回の移植(体外受精)を経験しました」――6年間の妊活・不妊治療の末に赤ちゃんを授かったご夫婦の体験談をご紹介します。

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「はやく治療しなくちゃ!」不妊専門クリニックへ

〈C・Sさん(33歳/夫34歳)夫婦の体験談〉

私たちが顕微授精をするきっかけになったのは、夫の乏精子症が原因でした。夫は高度の乏精子症で自然妊娠が難しく、私たちが子どもを授かるには顕微授精しか方法はなかったのです。

当時、私たちが住んでいた市では、顕微授精を行っているクリニックは2件しかなく、知り合いに会いたくなかった私は、職場から離れている病院を選びました。そして、顕微授精の知識がなくどのような治療をするのかわからなかったため、まずは説明を聞きに行くことに。

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スタッフの方から説明を受けたときは、値段にも驚きましたが、いちばん気になったのは年齢を重ねるごとに下がっていく妊娠率です。当時20代だった私は、「妊娠の確率が高い間に、はやく治療しなくては!」と焦ったのを覚えています。

低刺激法でスタート!激痛だった1回目の採卵

化学流産

最初に行ったクリニックは、低刺激の排卵誘発法を推奨しているクリニックでした。

低刺激法とは、卵巣へのダメージを最小限に抑え、良質な卵子を育てる方法です。クリニックによって刺激法はそれぞれですが、その人の体のコンディションに合わせて自然周期で採卵する場合や、注射や内服薬を使用して卵胞を育てる場合があるようです。

私の場合は卵が育ちにくかったこともあり、注射と飲み薬の両方を使用して卵を育てていきました。もともと薬を飲む習慣がなかったため、毎日忘れないように携帯のアラームをセットしたり、薬を見えるところに置いたり、自分なりに工夫をしていました。

なかでも一番大変だったのが、採卵前日の排卵を抑制するために行う点鼻薬です。

看護師さんから「これを忘れると今までの努力が水の泡だからね!忘れた人から泣きながら電話がかかってくることもあるから気を付けて!」と念を押され、必死に指定された夜中の1時まで起きて点鼻しました。

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