不妊治療

体外受精で妊娠しなかったら?成功の確率を高める試みがあることを知っておこう【体外受精まるわかり⑤】

体外受精

PGT-Aの適応が変わり35歳以上なら受けられるように

PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)は、体外受精によって得られた胚盤胞の染色体数を移植前に調べ、正常な胚を移植する方法です。妊娠率の向上と流産率の低下が目的で、検査という名称ではありますが、胚移植までを行う一連の治療といえます。常勤の遺伝専門医が在籍していることが認可の条件で、2023年のデータでは全国228施設で実施されています。

これまでは、胚移植不成功を2回以上、流産・死産を2回以上している人のみが対象でしたが、25年9月から、「女性が35歳以上の場合」のケースでも受けられるようになりました。

関連記事→PGT-Aを受けるため片道500㎞の通院!体質改善に取り組んだことも功を奏して【100人の妊活・不妊治療記#022後編】

ただし、保険は適用されないため、PGT-Aを受ける際には、平均でも胚盤胞1個あたり5万~10万円前後の検査費が必要なうえ、排卵誘発から採卵、受精、移植までのすべての治療も自己負担となり、トータルで非常に高額な治療費がかかります。

この記事もチェック>>〈体外受精Q&A〉初めてでも安心!排卵誘発~採卵まで全部教えます【不妊治療専門医監修】

*『赤ちゃんが欲しい2026』の記事を再編集しています。

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【先生】 小田原 圭 ファティリティクリニック東京

ファティリティクリニック東京院長。1986年東京都生まれ。昭和大学医学部卒業後、昭和大学病院、聖マリアンナ医科大学生殖医療センターをへて、2024年から現職。日本専門医機構認定産婦人科医であり、生殖医療専門医、臨床遺伝専門医の資格をもつ。 https://fert-tokyo.jp/

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