タイプC
やるべきことをちょっと残した状態で眠ることで、
翌日、最初の一歩のハードルを下げる
勉強や仕事は、ゼロからスタートするときがいちばんたいへんです。
たとえば朝起きてすぐに「さあ!勉強だ!」ってならないですよね。「眠い!」「やりたくない!」「学校に行きたくない!」って思った経験、みなさんもあるのではないでしょうか。
物事はやり始めのときがいちばんたいへんなものです。
そこでおすすめなのが「ちょっと残し」です。前日に仕事や勉強をちょっとだけ残しておいて、翌日、その 「つづき」から始めるという方法です。
僕は、数学や英語の問題を解いて、そのまま睡眠していました。丸つけをせずにそのままにして眠るのです。
そうすると朝になって「きのうのあの問題、合ってたのかなぁ」と気になりますよね。丸つけなんてそんなに時間のかかるたいへんなものでもありませんから、それだけはやろうという気になります。
そして、まちがっている問題があったら「これ、なんでまちがえたんだ?」「あれ?なんで自分はこう答えたんだ?」と気になります。そうすると、じゃあ解説を読もう、参考書に戻ろう、とそのまま勉強をつづけられるわけです。また全問正解だったら全問正解だったで「よっしゃ!幸先がいい!このまま頑張ろう!」とその勢いのまま一日頑張れるわけです。

ほかにも、掃除するときのことを思い浮かべてみてください。
最初は汚かったり、掃除するのがめんどうでやる気が出ないかもしれませんが、「まずは机の周りだけやろう」などとハードルを下げてやり始めてみると、どんどんきれいになって、気がつけばあちこち掃除して大掃除になっていること、ありませんか?
それと同じで、やはりいちばん肝心なのは「最初の一歩」なのです。最初の一歩のハードルを下げると、その後も勢いを保ったまま前に進んでいけるわけです。
この「最初の一歩が大事」というのは、心理学的にも説明されている話です。やる気がある・ないにかかわらず、いったん行動を始めると、自然とやる気が出て、簡単に継続できるようになるという心理現象のことを「作業興奮』といいます。
とにかく5分やってみることが、たいせつなのです。
初めの5分からその後の勢いをつけるための“ちょっと残し”。ぜひ、実践してみてください。
>>タイプD:ゴールまでの残りを数値化する




