妊活は女性がするものと思われがちですが、赤ちゃんを授かるには男性の参加が不可欠!でも、パートナーが「精液検査を受けてくれない」「妊活に興味がないみたい」という女性の声も少なくありません。なかには、セックスレスでどうすればいいか悩んでいる人も。
そこで、男性専門不妊治療クリニックのドクターに、女性が常々ギモンに思っている男性の特性やキモチについて伺いました。
*妊活メディア『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』の2023年掲載記事を再編集しています。
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日本人の性交渉の回数は世界最下位という調査結果も!
――今日は、普段ギモンに思っている男性の特性やメンタルについて、伺っていきます。(あかほし編集部)
近年、セックスレスの夫婦が増えていると言われています。昨年、一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターが日本のコンドームメーカー・ジェクス社の依頼で実施した大規模調査『ジャパンセックスサーベイ2024』*でも、セックスレスの夫婦は64.2%という結果に!
そこでズバリお尋ねしますが、日本人男性は世界で最も性欲がないって、本当なのですか?
*ジャパンセックスサーベイ2024▶https://www.jex-sh.jp/pdf/japan_sex_survey/sexsurvey2024.pdf
辻祐治先生 確かに、日本人の性交渉が世界で一番少ないと、メディアで取り上げられて話題になっていたことはありますよ。イギリスのコンドームメーカー・デュレックス社が2005年に行った調査の結果、日本人は年間の性交渉の回数が45回で、調査対象の41カ国の中で最低だった、というものです。
この調査は2006年、2011年にも行われていますが、37カ国で行われた2011年の調査でも、日本は性交渉の回数が週1回以上の人の率が最下位でした。
――やっぱり、日本人男性は外国人に比べると性欲が少ないというのは、本当なんですね!
辻先生 いやいや、この調査はサンプル数もそれほど多くないし、デュレックス社が日本に進出するにあたって、宣伝のために積極的にメディアに結果を発表したという説も。信ぴょう性はあまりないと思います。
それに、性交渉の回数と性欲はイコールではありません。セックスは男性1人ではできないのですから、女性にも責任の半分はあるはずですね。性交渉の回数が少ないからといって、日本人男性の性欲が世界一乏しいと言われる筋合いはないと言いますか、なんと言いますか(笑)。
――なるほど、確かに。そうですね!
辻先生 男性がED(勃起障害)でセックスするのがむずかしくなるのと同じように、性交痛のためにSEXを避けたい女性もおられますよね。
不妊治療においても、「排卵日にタイミングを持とうとするのに、男性が協力的でない」ということを言われがちですが、それだって、半分は女性にも責任があると考えることもできますよね。
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――そう言われてみれば、そうかもしれません。
辻先生 でも、黒人と白人、アジア人男性を比較すると、一般的な感覚としては、アジア人男性は性欲が少ないのかな、という印象はあります。
さきほどのデュレックス社の調査でも、1位はギリシャの138回、2位はクロアチアの134回、3位はセルビア・モンテネグロの128回です。欧米諸国だと、フランスの5位タイ120回、イギリスの7位で118回が上位に挙がっています。
それに対して、中国は32位で96回、台湾は34位で88回、ベトナムは35位で87回、シンガポールは40位で73回など、下位はアジア諸国が占めています。

――アジア人はかなり頻度が少ないんですね。
辻先生 ただ、何度も言うようですが、この調査は参考程度ですし、ほかにはっきり示すデータはないんです。ですから、あくまで一般的な感覚としての印象です。
あと、診療していて感じることとしては、外国人男性は、精索静脈瘤の手術を受けると、「手術後はいつからセックスを再開していいのですか?」と、必ず尋ねてきますが、日本人男性は、ほとんどといっていいほど尋ねてこないことですね。
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